Kindleデバイスフリーへ

Kindleアプリは、スマートフォンとタブレットそしてPC用のものがあります。

スマートフォンとタブレットのアプリについては、自分のアマゾンアカウントでログインすれば購入した電子書籍はもちろん閲覧できたわけです。


が、一方、PC用のKindleアプリは機能はできているようですが、現在Amazon.co.jpのアカウント(日本のアカウント)に対応していません。

ですからAmazon.co.jpで購入したKindle版の電子書籍は読むことができませんでした。(自分で作ったEPUBは読めます。)

いつ対応するのかなと思っていたら!ブラウザ版があるじゃない。

ということでKindle Cloud Reader(キンドル クラウド リーダー)を試してみました。

これならブラウザの入っているPCであればKindleで購入した電子書籍(Amazon.co.jpアカウント)を閲覧できます。


ただ現時点では「雑誌・コミックスなど」とありますので、小説とかはダメなのでしょう。こちらもあとで見ていきます。


Kindle Cloud Reader(キンドル クラウド リーダー)をためす

いつもどおりKindleストアにアクセスすると見慣れない窓があります。

無理矢理な人たち ~この素晴らしき世界~(Kindleストアへ)

ここからメールアドレスを入力して「リンクを送信する」とAmazonさんからメールが送られてきました。

早速「無料 Kindle 読書アプリをダウンロード」をクリックしてアプリダウンロードページへ行きます!

ダウンロードページヘ内にあるKindle Cloud Reader(キンドル クラウド リーダー)の「ウェブブラウザでコミックを読む」をクリックします。

するとログインページがでてくるので、さっそくログインします。

最初にオフラインでも読めるようにKindle Cloud Readerの設定があります。

オフラインでも読めるように設定して進むと本棚(クラウド)に購入した書籍たちが並びます。

Kindle Cloud Reader(キンドル クラウド リーダー)でKindleで購入した書籍を読んでみる

それでは、まずは洋書の絵本を見てみます。


メニューあり

メニューなし

引用:Nate the Great and the Snowy Trail

普通にちゃんと読めます。


次に、コミックも問題無く読めます。

ブラウザの幅を広げてやれば見開き風もできます。

引用:ブラックジャックによろしく 2


「この本はKindle Cloud Readerでは読めません」=小説などのリフロー型の電子書籍は読めない

ためしに小説を開いてみます。「この本はKindle Cloud Readerでは読めません」というメッセージが表示されます。

冒頭でかいたように小説は未対応です。「雑誌・コミックスなど」はOK、「小説」はNGという理解で問題ないと思いますが、おそらくは固定レイアウトはOKでリフローの電子書籍はNGということと思われます。

残念ながら今のところ固定とリフローをKindleストアで区別できないことが多いですけども。

X-RayやWord Wiseのように電子書籍の詳細ページでリフローか固定かあるいはKindle Cloud Reader(キンドル クラウド リーダー)対応か非対応かがわかるようになっているとありがたいです。

特に技術書などはリフローのほうが絶対に読みやすいにもかかわらず、画像を貼り付けるだけで制作が簡単な固定レイアウトで販売されているものも多くあります。出版社によっては紹介文で固定かリフローかわるように記述してくれているものもありますのが、知らずに固定レイアウト版を購入したときは、かなりがっかりします。

でも、固定レイアウトなのでKindle Cloud Reader(キンドル クラウド リーダー)=PCのブラウザでも読めるという利点もありますね。


スマートフォン、タブレットの対応

現時点スマートフォンではKindle Cloud Readerをつかえません。アクセスすると、アプリのダウンロードページヘのリンクが表示されます。

タブレットはどうでしょう、iPadでは使えるようです。Androidのタブレットは持っていないので検証できていません。


オフラインでも読む

オフラインでも読めるようにKindle Cloud Readerを設定しておくと便利です。ダウンロードした電子書籍がオフラインでも読めます。

クラウドの本棚に並んでいる電子書籍の表紙を右クリックすればダウンロードできます。

ダウンロードするとダウンロード済の本棚に表紙が現れオフラインの状態でも読めるようになります。

これならwi-fi環境にいないときでも読むことができます。


読める読めない電子書籍

コミックスや雑誌などがKindle Cloud Reader(キンドル クラウド リーダー)で読める電子書籍というのがわかりやすいですが、実際には固定レイアウトなら読めそうです。反対にリフローの電子書籍は開けません。

今後リフローに対応すれば全書籍がPCでもスマフォでも読めるようになります。実装されるのが待ち遠しいです。


電子書籍作成ツール

コミック、写真集などの画像集や、縦書きリフロータイプの電子書籍データが以下のページでつくれます。


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