使えるたいとるがないぜよ〜
みなさん電子書籍を販売する際の価格は、どのように決定されていますでしょうか?
本日、数週間ぶりにKindleで新しい電子書籍の申請をしていたところこれまでなかった機能に気づきました。
それが、KDP Pricing Support (Beta)ケーディーピープライシングサポート(ベータ版)。
うちの場合、販売している多くの電子書籍でこのようなメッセージがでてきます。
『エロエロ草紙』と類似した商品に関する十分なデータが見つかりません。このため、価格、過去の売り上げ、および収益の関係を表示することができません。
実際には使えないものが多いようですが、時間の経過とともにデータも揃ってくれば、使える書籍が増えていくものと考えられます。
で、対応している電子書籍を探すのが大変。。
販売本数が少ないのが原因かと思いうちで1万冊以上販売したものでみてみるが、やはり使えない・・・。
20冊程度しらべてみましたが、残念ながうちが販売しているもので、KDP Pricing Support (Beta)がつかえるタイトルはありませんでした。。
一体この機能はなんだ?なんのためにあるのでしょう。
電子書籍を販売するうえで最も難しい値決めをサポートしてくれる
といことで、Kindleのヘルプページを探してみるとありました。
類似する電子書籍をみつけてその書籍の販売価格と収益の関係をグラフで見せてくれます。
このグラフをみれば、あなたの電子書籍に似た書籍は、いくらで売ったときに一番ロイヤリティがよかったですよ!と教えてくれるわけです。
KDP Pricing Support(Beta)で提供されるデータは、新たに出版する本の希望小売価格を設定するときや、以前に出版した本の希望小売価 格を更新するときに、その判断材料の1つとしてご利用いただくことができます。
著者によっては、読者の増加とそれに伴うカスタマーレビューの潜在的増加に重点を置く場合もあれば、より少ない販売で利益を増加させることに重点を置く場合もあります。したがって、本サービスでは、価格の変更が本の販売数と著者の収益の両方にどのような影響を与えるかについての情報を提供します。
引用:理解と KDP Pricing Support (Beta)の使用
グラフのイメージはこんな感じです
電子書籍を販売するにあたって、一番難しいのが販売価格。それを決めるサポートをしてくれるわけですね。
販売価格・・・それは永遠のテーマ。安くすれば売れるのか?でも安くしてもあまり売れないなら値段は高く設定したほうがいいに決まっている。それでも高い=売れないという心理も働いたり、高めだけど1,000円にすればロイヤルティ700円かよ!とかいといろな欲望やら計算やらがうずまいてしまいます。
結果的にはKindle内で似たようなタイトルがいくらで販売されているのかを参考にしたりしながら、結局は適当に決めるわけですが・・・
もちろん価格を決めて販売を開始した後もどの価格が最も利益をだすのかなんていうことはなかなか調べられないわけです。
それをある程度実現してくれるのがこのKDP Pricing Support (Beta)ケーディーピープライシングサポート(ベータ版)ということになります。
・・・実際に使えていないので、実力の程(例えば、類似の書籍をえらぶ精度など)は不明ですが、かなり期待できると思っています。
うちでは、販売後の価格をあまり変動させていないのですが、こういう便利なツールがでてくると、ちょこまかと電子書籍の価格が変わってくるのでしょうね。いまでもKindleでは価格をちょくちょう変えている書籍が多い印象があるので。
個人的には買った書籍が数日後に安くなっていると少し損した気になったりもするのです・・・
でも、ある程度の価格変動はむしろ健全な市場であれば当たり前なのでしょうから、電子書籍を購入する際にはある程度の割り切りも必要ですね。
それはさておき、KDP Pricing Support (Beta)
使えるタイトルがでてきたらまたまとめ報告します!
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