あれから2年以上。予想以上に長かったKindleのPC対応

「Kindle for Mac」によりKindleの主要なデバイス対応はほぼおわったのではないでしょうか。

2012年国内キンドルストアのオープンとほぼ同時にKindle専用端末とアプリの提供によってAndroid端末、iOS端末ではKindleで購入した電子書籍を読むことができました。

しかしPCでAmazon.co.jpで購入した電子書籍をよめるようになるのにはかなりの時間が必要でした。

2012年10月オープンしてから実に2年と数ヶ月ようやく2015年1月「Kindle for PC」がWindowsPCでAmazon.co.jpアカウントに対応。これによりWindowsユーザーはPCでもKindleで購入した電子書籍をよめるようになりました！

そして2015年2月13日。Amazon.co.jpアカウントに対応した「Kindle for Mac」によってついにMacでもKindleストアで購入した電子書籍が読めるようになりました。ありがとうAmazonさん。

これにて主要なデバイスのAmazon.co.jpアカウントに対応は完了。

さっそく「Kindle for Mac」を使ってみる。

「Kindle for Mac」の使い方

まずはダウンロードしなければはじまらない。

ここからダウンロードできます。

Amazon「Kindle for Mac」

アプリケーションを立ち上げてみると・・・。ログイン用の小窓がでてきます。Amazon.co.jpアカウントのIDとPASSをいれてログインすると・・・

クラウドにある電子書籍の表紙たちが次々とあらわれます！

ログイン画面

ライブラリ

なんでもいいので電子書籍をダウンロードしてみます。

ダウンロードするには表紙を右クリックして「ダウンロード」を選択するだけです。

ダウンロードが終わると、「ライブラリ」の中の「ダンロードしたアイテム」にもカウントされるようになります。

早速読んでみます。

ダウンロードした電子書籍の表紙をクリックすれば本が開きます。

表紙

作品：少女・人妻・不倫・寝取られの純愛文学 時を超える名作文学

文中

縦書のリフローだと見開きがきかないようです。

横書きならリフロー、固定レイアトどちも見開きがききます。

横書きリフロー

作品：英語と日本語で楽しむラフカディオ・ハーンの「怪談(KWAIDAN)」傑作選（AHWIN英語多読シリーズ）

固定レイアウト

作品：ブラックジャックによろしく 1

見開きのONとOFFはメニューにあるアイコンで切り替えられます。

その他にもフォントサイズの変更、ページの幅の調整、明るさ、背景色の変更といったことがここから変更できます。

キーボード操作に慣れている人なら検索はPCが一番楽ちんかもしれません。

電子書籍を購入するために、Kindleストアへのリンクがはられています。

はじめて単語を選択すると辞書をダウンロードできます、以降は、もちろん意味が表示されます。

なぜ洋書が読めない・・・

このように機能としては十分ですが、とっても残念なことが・・・

それは、洋書がダウンロードできないのです。なぜなぜ洋書が読めないの？

本国Amazon.comでは洋書がメインでしょ、読めるでしょ、なぜAmazon.co.jpでは洋書が読めないのだろうか？

とても残念。

要望は結構ありそうなのでそのうち改善されるといいですね。

う、う、ウィンドウズフォンは？

そういえばウィンドウズフォンってどうなんでしょう？？調べてみました。調べた日は2015年2月16日ですから、情報はこのときのものです。

ウィンドウズフォンで提供されているアプリ「Amazon Kindle」のページにいくと悲痛な叫びが続いています。

2014年10月27日のレビューをみると、当時Amazon.co.jpアカウントにはまだ対応していないようです。

そして最新のレビュー（2015年1月31日）はただ一言

これは、まだ対応していないのでは・・・そしてアプリの最終更新日をみて、わたしは確信しました。

「ウィンドウズフォンはおいていかれていると・・・。」

一日も早いウィンドウズフォンへの対応を願うばかりです。Amazonさんおねがいします！

コミック、写真集などの画像集や、縦書きリフロータイプの電子書籍データが以下のページでつくれます。