八百万の神がおわす我が国日本の国づくりのお話。伊邪那美(イザナミ)、伊邪那岐(イザナギ)の二神が海に矛ほこを入れてかき回し、引き上げた鉾の先からしたたる塩から島が生まれたり、「わたしの身体はよくできていますが、足りないところがあります。」「わしの身体もよくできているが、あまったところが一ところある。……身体のあまったところをおまえの身体の足りないところに刺し入れ、塞いで、国を生みたい……」珍妙なる会話のあといとなみをなして島を生む。
さらに穢れを払うためにみそぎをする伊邪那岐が左目を洗うと天照大御神(あまてらすおおみかみ)、右目を洗うと月読尊(つくよみのみこと)、そして鼻を洗っている時に生まれたのが建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)。日本人の風呂好き文化はこんなところに源流が!
改めて読み直すと素朴なおとぼけファンタジーな日本神話の世界から推古天皇までの歴史の本編と、巻末には筆者自身による解説『古事記に学ぶ』が。大国主尊(おおくにぬしのみこと)、倭建命(やまとたけるのみこと)、軽王(かるのみこ)、『古事記』の中でもキャラ立ちした3人をフィーチャー。わかりやすい。(BabarianZZ)
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