目標をたてても、なかなか実践出来ない。そんなことは日常茶飯事だと思います。
「なぜ出来ないんだろう?」「もっと頑張らないと!」と思っては、また同じことの繰り返し、、、
この本で一番の収穫だったのは、イタズラに「もっと頑張らないと!」と自分を奮い立たせるのではなく、目標を達成出来ない原因を突き止めて、それをやらないようにするというアプローチです。
忙しいときにやってしまいがちな「徹夜で仕事を終わらせる」や「ギリギリまで作業に着手せず、自分を追い込む」などは、近年の研究によると、意思力を弱くしてしまうとのこと。
そして意思力は「有限」で「時間を追うごとに消耗する」ので、一日の終わりには、「集中出来ない」「誘惑に負けやすい」状態になってしまうとのこと。
自分にとって「大事な何か」を実行するのに最適な時間帯は、睡眠で回復した意思力がみなぎっている「朝」なのです。
朝活が流行るのも納得ですね。
でも、実行に移すのは朝食を食べた後がいいですよ。脳は血糖値が下がると、飢える危険ありと判断して、意思力に必要なエネルギーを節約したり、衝動的な行動を起こさせるべく身体をコントロールしようとするんですね。原始の時代にはそうしないと生き残れなかったからです。
この本には、こうした脳の仕組みからくる、意思力の鍛え方が研究結果などの事例を踏まえてわかりやすく書かれています。
日常的に誘惑の多い現代に生きる我々には必須の知識ともいえるでしょう。オススメです。
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