データの解析結果に基づき、どんな権威やロジックも吹き飛ばして、最善の判断を導き出す「統計学」。
「統計学的に○○」「統計的にみると××」という言葉は毎日のように耳にしますが、実際に統計学を学んだことはありません。
もともと超文系で簡単な計算にも、まずは拒否反応から入る私でも、極めて身近な、それでいて謎の分野、統計学に興味があって読んでみたベストセラー、西内啓さんの「統計学が最強の学問である」。
内容は、かなり面白いんです!
が、全然頭に入ってこない(i_i)
やはり、慣れない分野の理解には時間と忍耐が必要と思いながらも、何度か再読しては挫折を繰り返していたところに、この本を見つけました!
Amazonのレビューでは、内容的に物足りなく、前述の「統計学が最強の学問である」の方が良いと書かれていた方が多かったのですが、私のレベルには丁度いいと判断!
一気に読みました。というか、一気に読めますよ。内容はいたって簡単で、専門的なことを深掘りせずに、統計学のエッセンスや使い方のヒントだけを、サラッと読ませてくれます。
中でも、日本の統計学事情が紹介されていた樋口知之さん(統計数理研究所 所長)のインタビューには驚かされました。
日本には統計学科を持つ大学は無く、唯一の統計学を専門とする研究教育機関は、統計数理研究所しか無いんだそうです(所長自身も、なんと独学!)。それに比べてアメリカ、中国、シンガポール、台湾などには、統計学を学べる大学が数多くあるとのこと。
さすがに現在の学習指導要領では、小中高で、統計的な考え方を身につけさせるせるように進めるようにしているそうですが、ちゃんと統計学を専攻して教えられる先生がいないという状況なんだそうです。
確実なことなど何も無いビジネスの選択、決定にこそ役に立つ統計リテラシーを身につけた経営者や専門家が非常に少ない現状と、ビッグデータ、データサイエンティストなどのキーワードが、もてはやされる昨今のビジネス事情のギャップが恐ろしくもあり、楽しみでもあります。
統計リテラシーという意味では、みんな似たり寄ったりのスタートラインに立っていて、インターネットで膨大な情報やデータが手に入りやすくなった今だからこそ、統計学を学んで差をつけるチャンスなんだと思いますよ。
統計初心者にはオススメの入門書です!
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