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誰が音楽を殺したか?

週刊ダイヤモンド 2013年1月12日号の第二特集を単体で電子書籍化したもので、デジタルデータでお手軽に音楽を販売、共有することが可能となった時代に音楽が売れなくなり、音楽業界全体の売り上げは三分の一に激減。なぜそうなったのか?これからどうしていくべきなのか?について書かれています。

現物(レコード、CD)としてしか音楽を入手出来なかった時代に確立されたビジネスモデルとやたらと登場人物の多い巨大産業となってしまった業界が、音楽の視聴方法が簡略化・多様化してきた時代の流れに着いていけず、身動きが取れなくなってしまったのが衰退の原因かと理解しました。

どのようなビジネスや状況でもそうだと思いますが、登場人物(関係者・しがらみ)が多くなるほど、軽快な動きが損なわれます。刻一刻と変化していく状況に対応するためには、身軽でフレキシブルなチームが必要です。

それでも経済的に余裕のあるうちは状況に対応できてしまうものですが、現在のような旧来のビジネスモデルを破壊してしまうほどのイノベーションが起きた時には対応不能となってしまいます。

また、業界全体が既得権益や過去の成功体験にしがみつき、より一層保守的になってしまった結果リスナーの利便性を置き去りにしてしまったことも大きな原因でしょう。

皮肉なことに、旧来のビジネスモデルモデルや既得権を守ろうとすればするほど、そこに参加出来ないプレイヤーはイノベーターとなって破壊的なビジネスモデルを生み出さざるを得ない状況に立たされるとも言えます。そういった状況のなか、生み出されたのがデータ販売モデルや定額聴き放題サービスなのでしょうね。

そして新しいサービスは新たな既得権益を生み出して、、、これからも予想もしなかった便利なサービスが、次々と登場することでしょう。楽しみです。

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