物質に心をみいだそうとする壮大な試み。。でもわたしは思うがダンゴムシに心は無い!と思う。

心とは何か?これが、本書のテーマです。

「記憶や思考、判断といった認知的活動、および、喜怒哀楽といった感情を心の働きと呼んでいる。人間の脳には、認知的活動や感情を司る部位がある。したがって、脳における認知的活動、および、感情を司る特定の部位こそが心である。」

これが科学の世界における心なのだそうだ。心の病も結局は脳の病気というのは良く聞く話しだ、しかし、頭では理解できても心が納得できない。心が納得できないのも結局は脳のはたらきということになるのですが・・・。

著者は、この科学の世界が説明する心を「非日常的な心の概念」とする。なぜならば科学者でさえ、日常において心を込めて誰かに贈りものをするとき、脳にある特定の部位のはたらき=心をもって贈り物をするとは考えないからと。

そして、われわれがこのように普通に使う心を「日常的な心の概念」とする。もちろん本書が取り扱うのは「日常的な心の概念」である。

普段おもてにあらわれることのない「内なるわたくし」を「日常的な心の概念」とする。では「内なるわたくし」とは何か。著者はいう「心を込めて、贈ります」と言いながら滑らかに贈り物を差し出せるのは、その他の行動を抑制しているからである。

たとえとして贈り物をするときにお腹がすいていたとしてもそのときは我慢するわけで、直接的に「お腹がすいたなぁ」といったり、鞄の中からおもむろに菓子パンだして食べたりしない訳です。このように、別の行動のために活動している部位が、抑制され「隠れた活動部位」になっています。つまりこの「隠れた活動部位」こそが「内なるわたくし」の正体であるとし、「内なるわたくし」の存在を確かめようとします。

「内なるわたくし」を確かめる方法は、逆説的ですが「隠れた活動部位」を発現させるというもの。なるほど隠された本性を無理矢理あばきだすわけです。

著者は「隠れた活動部位」を発現させるために様々な研究を行います。

対象はもちろんタイトルの通りダンゴムシ。

ダンゴムシを迷路にいれたり、綱引きをさせたりと。前提?仮説?もそうですがダンゴムシの研究方法もとても面白い。

本当に面白い人であり本だと思う。しかしダンゴムシに心はない!と思う。

この本を読みながら、わたしは突っ込むようにいう、それでもダンゴムシに心はない!と。

作品との対話も読書の楽しみのひとつ。


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