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チョウは零下196度でも生きられる

最も強い生きもの「ライオンゴロシ」

この本は1990年に発売されたのだが、書籍としてはもう販売されていない。人気がないのかもう刷られていないのだろうか、そんな書籍が電子書籍化されたお蔭で、わたしの目にとまる。

電子書籍の素晴しいところだ。

さて、この本は特定の環境下で進化をとげ、特殊な能力を身につけた生きものを紹介している。このようなずば抜けた能力を知るときのワクワク感は、昆虫や動物の図鑑を開いていた子供のころのあの気持ちに似ていると思う。

登場する生きものをいくつか紹介します。

■ほぼ死なない生きもの「クマムシ」(英語:water bears)

有名な生きものですが、この電子書籍にはこうあります

「博物館で百二十年間保存されていたコケの標本に水分を与えたところ、二、三匹が活動状態に戻り・・・・」

■ゴムゴムの実を食ったに違いない「ノミ」(英語:flea)

自身の体長の百倍以上の跳躍力、もしノミが人並の大きさ、仮に160cmあったならば、彼らは150メートルを超え飛躍する。その秘密はレジリンという弾性のあるタンパク質。

「レジリンは、引きの伸ばされた後に放されると、貯えたエネルギーの97%を放出する。(中略)市販されている商業用のゴムの多くは、ロスが約15%ある」

■食物連鎖を覆す「ライオンゴロシ」(英語:devil’s claw )

著者をして「最も強い生きもの」といわしめる「ライオンゴロシ」

ライオンゴロシは自ら動くこともできない、しかし動かなくてもライオンを殺す、そしてそこからも種を増やしていく。どうやって殺すのか?それは本電子書籍で確かしめて頂ければと。

時に滑稽ですらある弱き生きもの奇妙な能力。与えられた環境はそれぞれに異なる、その環境の中で生存のために身につけられた能力は、滑稽に見えるかもしれないが、とてもユニークで心を惹き付ける。それは、小さく弱い組織がビジネスのなかで智慧を絞り出し、生き残ろうとする姿と重なるからかもしれない。こうして身につけた能力こそが組織の最大の武器であり、組織をオンリーワンにしていくのではないだろうか。

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