iBooksで電子書籍を楽しみましょう
前回制作したEPUBを電子書籍リーダーで見てみましょう。電子書籍をみるためのアプリ「iBooks」での確認方法を紹介します。もしいつも使っているリーダーがあるならそれでみてみましょう。
MacのOS X MavericksからiBooksがPCでも利用できるようになりました。これでiPhoneやiPadを使っているMacユーザーは、スマフォ、タブレット、PCどれでもiBooksが使える環境が整いました。
MacでiBooksを使うにはOS X Mavericksがインストールされている必要があります。すでにOS X Mavericksがインストールされていれば、iBooksを使うのがEPUBをみる一番簡単な方法です。Windowsではちょっと考えられないことですが、OS X Mavericksは無料です。
ただし、OSを変えることにより従来使えていたソフトが使えなくなったりすることがありますので、大丈夫かどうか自分で確認したうえで、インストールしましょう。
OS X Mavericksがインストールされていることを前提に説明していきます。
手順7で紹介したターミナルの起動と同じ方法でいきます。「controlキー」を押したまま「spaceキー」を押しましょう。Spotlight(検索窓)があらわれます。Spotlight(検索窓)に「ibooks」と入力しましょう。iBooksがリストに表示されるので、クリックしましょう。これでiBooksが立ち上がります。

iBooksが立ち上がり本棚が表示されます。こうして自分の本棚を使ってみると、本棚というのはきわめてきわめて個人的な領域であることがよくわかります。もちろん本棚にならんでいる電子書籍たちは、この画像用にチョイスされたものです。

あとはEPUBフォルダにいる「ongakuyoku.epub」ファイルをiBooksの本棚にドラッグ&ドロップするだけです。すると本棚に「十八時の音楽浴」用に自分で作成した表紙があらわれます。


表紙をクリックすると「十八時の音楽浴」電子書籍版が閲覧できます。

ぺらぺらとめくってみます。これだけだと、xhtmlファイルをモダンブラウザで確認したときとそんなにかわりません。で少しiBooksの機能を見てみましょう、電子書籍とWEBの違いがわかります。
下の画像はiBooksに実装されている辞書機能です。例えば任意の単語を選択するだけで辞書機能が働き、意味がポップアップ表示されます。これが洋書を読む人たちに電子書籍が指示される理由でもあります。もし洋書に置き換えるとわからない単語も一発で辞書がひけるため、通常の辞書を引くよりも読書の妨げにならないことは容易に想像できます。

紙の本のように線をひいたり、マーカーを引いたり、付箋をはるようにメモをすることもできます。

こんな多機能で紙よりも少し安く購入できるのが電子書籍です。
以上で電子書籍の作り方から閲覧の方法までを全8回に分けて紹介してきました。読者としても表現者としても電子書籍に対する敷居が少しでもさがったなら、とてもうれしいです。
知識はいらない、3時間でつくる縦書きEPUB3の趣旨
ツールや材料を準備します。
準備したコンテンツ(原稿)のデータを電子書籍のフォーマットに落とし込みます。
書籍のイメージに合った表紙画像を作ります。
いらないファイルを削除したり、名前を変更したりフォルダ内を整理します。
書籍の目次を作ります。
書籍のデータ、その並び順や表紙画像など使用しているものを定義していきます。
これまでに準備・作成したファイルをパッケージします。これでEPUBができあがります。
iBooksで電子書籍を楽しみましょう。
コミック、写真集などの画像集や、縦書きリフロータイプの電子書籍データが以下のページでつくれます。